戸籍請求書

戸籍の訂正手続きをした場合、戸籍にはどのような記載がされるのでしょうか?
また「名の訂正許可申立」手続きと「名の変更許可申立」手続きはどのように違ってくるのでしょうか?
それぞれ解説させて頂きます。

※次の記事は該当される方はご参考下さい。
戸籍訂正の手続きを丁寧に解説|許可判例なども説明
苗字・名前の改名手続きを詳しく解説
分籍や転籍など様々な手続き後の戸籍の見本一覧

訂正後の戸籍の見本(名の訂正)

家庭裁判所の許可を得て、名の訂正をした場合、戸籍謄本には次のように記載されます。

戸籍訂正の謄本
名の訂正後の戸籍謄本の記載

  身分事項:訂正
【訂正日】令和〇〇年〇〇月〇〇日
【訂正事項】名
【訂正事由】戸籍訂正許可の裁判確定
【裁判確定日】令和〇〇年〇〇月〇〇日
【申請日】 令和〇〇年〇〇月〇〇日
【申請人】 〇〇 (父母など)
【従前の記録】
  【名】〇〇〇

※本籍地と違う役所へ届出を提出した場合、次のような文言も記載されます。
【送付を受けた日】令和●年●●月●●日
【受理者】■■市長、■■区長 など

戸籍の訂正許可を得た後に戸籍訂正の届出をした場合、上記のように多くの記載が入りますが、転籍や分籍など新しく戸籍を編製することで、新しい戸籍謄本には上記内容は記載されません。
※編製前の戸籍には記載されたままです。

ただし戸籍訂正許可申立は、その訂正が錯誤や遺漏などを原因とするものですので、例えば読みにくい名前だから名前を変更したいなどは錯誤や遺漏ではないので、家庭裁判所で受け付けられにくい内容となります。

転籍や分籍後の戸籍については、次の記事をご参考下さい。
転籍後の戸籍見本」「分籍後の戸籍見本
分籍や転籍など様々な手続き後の戸籍の見本一覧

変更後の戸籍の見本(名の変更)

家庭裁判所の許可を得て、名の変更をした場合、戸籍謄本には次のように記載されます。

名前改名後の戸籍
名前変更後の戸籍謄本の記載

  身分事項:名の変更
【名の変更日】令和〇〇年〇〇月〇〇日
【従前の記録】
  【名】〇〇〇

転籍や分籍など新しく戸籍を編製することで、新しい戸籍謄本には変更前の名前を記載しないようにすることができますが、【名の変更日】は記載されます。
また、転籍や分籍をしても、転籍前の戸籍、分籍前の戸籍が抹消される訳ではないので、転籍前、分籍前の戸籍には、従前の氏名が記載されております。

まとめ

戸籍の名の訂正をした場合と名の変更をした場合との違いをまとめます。

戸籍訂正のメリットデメリット

戸籍訂正のメリット
・転籍や分籍後の新しい戸籍に訂正の事実が記載されない

戸籍訂正のデメリット
・手続き後の戸籍には、名の変更と比べて戸籍に記載される文言が多い
・名の変更で申立することはできるが、戸籍の名の訂正では申し立てをできない内容がある(キラキラネームなどを原因とする場合)

名の変更のメリットデメリット

名の変更のメリット
・手続き後の戸籍には、名の訂正と比べて戸籍に記載される文言が少ない
・戸籍の名の訂正では申し立てできない内容を、名の変更の申立てであれば申立できる内容がある

名の変更のデメリット
・転籍や分籍後の新しい戸籍に、変更前の名は記載されないが変更の事実は記載される

これから名の変更手続きをされる方はご参考頂けますと幸いです。

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