どうすれば名前の変更ができるの?

法名、僧名に名前を変更するにはどうすればいいのでしょうか?

​法名、僧名に名前を変更するには家庭裁判所の許可を得る必要があります。

家庭裁判所での名前変更の詳しい手続きはこちらをご参照ください。

​​弊所の記事(お手続きの流れ)
https://www.osaka-everest.com/flow​

家庭裁判所(名の変更許可について)
http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_20/index.html

法名、僧名への変更を理由とする申し立ては、代表的な申立理由です。

宗派によっては法名、僧名を使うことが義務付けられているところもあります。

ただし、法名、僧侶を理由にして、名前の変更が確実に認められるというものでもありません。

どのような理由だと変更できるの?

法名、僧名を理由に名前を変更する場合に、過去の判例からみて認められるケースとしては次のような理由があります。

・宗教活動が社会活動の主要面を占める
・在家出家などでなく、住職として寺を管理運営などしている
・親が僧侶で寺を管理運営しており、実生活において、法名、僧名の使用実績がある場合

※判例を一部抜粋
​宗教生活態度から僧侶の職に従事しているものと認め、得度による僧侶への変更が認められた事例。
昭和36年12月18日/福岡高等裁判所/決定/昭和36年(ラ)147号

僧侶の分限を取得し法名を称していても、宗教活動がその者の社会活動の主要面を占めることなく、単に一部にすぎない場合は、戸籍上の名を法名に変更する正当の理由とはならない。
昭和38年6月27日/福岡高等裁判所宮崎支部/決定/昭和38年

​同人は今後も僧侶の道を進むことが推認され、名を変更することが同人の切望する進路の実現に資することになり、今後の生活に有益であることなどを考慮すると、正当な理由があると判断される。
平成9年10月15日/高松高等裁判所/決定/平成9年(ラ)40号

どのような理由だと変更できないの?

法名、僧名を理由に名前を変更する場合に、過去の判例からみて認められにくいケースとしては次のような理由があります。

・宗教活動が社会活動の一部分に過ぎない
・得度などが形式だけで実質を伴っていない場合
・在来出家の場合

※判例を一部抜粋
得度して度牒を授与されたことの意義を十分に理解していないこと、得度あるいは度牒は申立人にとって単に形式だけで実質をともなっていないことなどの事情のもとにおいては、度牒を授与されていても名の変更をしなければ困る事情は認められず、今後僧侶と呼ばれるにふさわしいよう宗教上の研鑽修行を積む予定であっても、若年の申立人が将来必ず僧侶になるとも断定できないから、名の変更につき「正当な自由」を認めるに足りない。
昭和46年11月26日/新潟家庭裁判所長岡支部/審判/昭和46年(家)2298号

​特定の寺の住職として寺を管理運営するのではなく、いわゆる在家出家と称され、僧侶となっても日常生活、社会生活上なんら具体的に変動はない等の事情の下では、名の変更に必要な正当な事由があるとは認められない。
昭和44年12月23日/新潟家庭裁判所三条支部/審判/昭和44年(家)1215号

​これらの判例から、法名、僧名へ名前を変更する場合は、いかに実生活で僧侶を主要に活動しているかが重要となってきます。

法名、僧名となったことを理由とする名前の変更、改名の相談は氏名変更相談センターをご利用ください。

 

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